"ホヤ"って?
■外観・形状
・大きさは大小あるが、だいたい男性の手で握れるサイズ。
・見た目は、殻は赤黒く、中身は黄色orオレンジ。
・外側の殻は少しブヨブヨしており、中身は柔らかく、トロトロ、コリコリ。
・匂いは磯の香り、人によって好き嫌いが分かれる。
■生態
・貝のように見えるが、貝ではなく脊索動物(背骨等の骨を持つ又は時期がある)の一種。
・幼生の時は尾に骨があり、妖精のように泳いでいる。
・ある時突然泳ぐのを止め、変態し固着する。
・進化の系統を辿ると、我々人間とはなかなか近い関係で、ある説では人間の祖先かもとのこと。
・その特殊な生物形態からさまざまな研究が世界中で行われている神秘の生き物。
■種類
・日本での食用ホヤの種類として大きく分けて「マボヤ」「アカボヤ」があり、天然物と養殖物に分けれられる。
■産地・時期
・主に東北沿岸、北海道、海外
■食べ方
・先端についてる2つの頭部、こちらには丁寧に「+」「−」が書かれているので「+」の方をを切り落とす!
・切り落とした状態でホヤ胴部を押して、切り落とした穴から汁を出す!
・素人はこの汁を捨てる。プロはこの汁をキープしておく!
・全部汁を出したら、殻に切り込みを入れ、殻を剥ぎ、身を取り出す!
・身を水でジャブジャブ洗いながら、ウンコみたいな黒いサムシングが付着してるのでトル!
・あとは好きなようにして食う!プロは最初の汁につきて食う!食うらしい。。
※下の動画はおそらくプロの方のハウツー。
■栄養
・低カロリーでビタミン、ミネラルが豊富(亜鉛、リコーゲン、ビタミンB12等)でとにかく良い。
・食べると身体への浸透率の高さを感じ、豊富な栄養を吸収した気になる(私見)。
■味ついての私見
・磯の香り、苦味、ほどよい甘さ。
・新鮮でないものは全く別物で、人によってトラウマレベルの味。
・人間の祖先に近いこともあって、生生しい野生的な味。
・自然と生命を感じることができる世界最高の食材。
・ほや以上に美味しいものはこの世に存在しない。